『ミニバン』の定義は固定していないが、一般的には3列シートで、ショートノーズの2ボックスやセミキャブオーバー1.5ボックスだ。大人数が乗れて、積もうと思えば荷物もたくさん積めるため、1990年代後半からファミリーカーの主流になった。5ドアでリアがスライドドアのことが多いが、一部には片側にしかスライドドアがない4ドアもある。国産車では6人乗り、7人乗り、8人乗りが大半。シートはセダンに比べてアップライト気味(上半身が垂直に近い)だが、高級なミニバンの車内は快適だ。



【ミニバンのメリットとデメリット】
 ミニバンは人間も荷物もたくさん積めることが大きなメリット。見晴らしもよく開放感もある。一方、セダンからの乗り換えでは、運転席の視界やアップライト気味のシートに違和感を覚えることもあるが、慣れれば大丈夫。全高が1550mm以上の車種が大半なことは大きなデメリット。機械式立体駐車場に入らないことが多い。



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