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・運転技術
くるまのニュース
■ 若者に多い!?「悪い運転姿勢」ってどんなもの?
最近、若いドライバーの「うっかりミス」による軽微な単独事故が増えているようです。
狭い道で曲がりきれなかったり、避けたはずのポールに引っ掛けてしまった、高速道路のSA/PAで隣のクルマと接触してしまった、バンパーやドアなど外装部品をキズつけてしまったといったものですが、どうやら「運転姿勢の悪さ」が原因となっている面もありそうです。
運転姿勢が適切でないため周囲の状況が視認できず、または操作の遅れが事故につながっている可能性が否定できません。「悪い運転姿勢」とはどのようなものなのでしょうか。
知らず知らずのうちに悪い運転姿勢になっていることがあるかもしれませんが、それは「正しい運転姿勢」が堅苦しく感じるからでしょう。
そんななか、教習所の元教官I氏は、「シートをペダルに近づけて背もたれを立てているのはダサい」という心理も働いているのではないかと指摘します。
教習所では窮屈な運転姿勢だった反動で、免許取得後は運転に慣れているように見せるために楽な姿勢を取りたがる人がおり、とくに若い男性にその傾向があるようです。
「教習所では、必要以上に手前の運転姿勢を良しとする傾向にありますが、これは咄嗟の操作をするうえで非常に重要な姿勢だからです。
背もたれを起こすのは、しっかりした周囲の視界を確保するためですし、シートがペダルに近いのはしっかりとペダルを踏んでも余力がある状態にするためです」
教習所で教わった「ハンドルを10時10分の位置で持つこと」や「バックミラーやサイドミラーの調整」、「ペダルをしっかり踏めるまでシートを前方にスライドする」は、実はプロのドライバーもやっている基本姿勢。
それがなぜか、背もたれを倒し、ペダルに足がギリギリ届く位置へとシートを後退させ、片手で運転するほうがうまく見えると勘違いしている人も多いといいます。
「いわゆるヤンキー運転ですね。シートバックを倒して伸び切った片手でくるくるハンドルを回す姿勢ですが、そうなるとクルマの死角はさらに増えますし、咄嗟のブレーキ操作では踏力が足りず、結果として止まれないという事態に陥ることもあります」(教習所の元教官 I氏)
前述の、若いドライバーに多い軽微な単独事故は、どうやらこの「悪い運転姿勢」が大きな原因となっている様子。背もたれを寝かせすぎて周囲の障害物が見えなかったり、狭い場所でのハンドル操作が遅れたりして事故を起こすケースが多いようです。
※ ※ ※
一方で、女性ドライバーの多くは前過ぎる運転姿勢の人が多いのが特徴だといいます。というのも、できる限り前方をより近くから見えるようにとの意識が強く働くからとのこと。
ただし、前のめりの姿勢では背中とシートの間に隙間ができ、体が固定されないので不安定な姿勢になりやすいといいます。
「不安定な状態で姿勢を保とうとするので、余計な力が入るため疲れやすくなってしまいます。
また、ハンドルに近づいた態勢だと、万が一の事故の際にエアバッグが近すぎて、衝撃を吸収するどころか逆に怪我の原因になってしまう恐れもあります」(教習所の元教官 I氏)
長文につきあとはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/91039e8c3e42247f51bcecb86ae17e8e6af9a829
改善しないウインカーのルール
JAFが発表した「交通マナー」に関するアンケート調査結果で、交通マナーの悪い都道府県というものがたびたび話題に上がる。設問の中には、方向指示器(またはウインカー、合図、ターンランプなど)を出さずに車線変更や右左折する車が多い都道府県は? という項目があり、「とても思う」と「やや思う」を選んだ人の合計をみると、ワースト3は岡山県91.0%、香川県90.7%、徳島県87.5%で、地元の人が交通マナーの悪さを実感している。
では、他の地域はマナーがよいかというと、全国の平均値を見ても77.1%の人が悪いと感じていた。このアンケート調査は2016年6月と約7年前に実施されたものだが、現在も改善された感はあまりない。
分かりやすい例は、右左折する直前や、曲がっている最中、車線変更を行う際に一瞬だけウインカーを出す車だ。酷い場合、信号待ちしているときには出さず、青信号に変わってからウインカーを出す人や、終始ウインカーを出さないままの車を見かけることもある。
ウインカーを出す理由は、周囲の道路利用者に対して次の行動を示すことで、追突・巻き込みなどの事故を避け、安全で円滑な交通を生み出すことだ。ウインカーは、右左折や転回をする地点の30m手前、同一方向に進行しながら車線変更をする際は、車線変更をする3秒前からウインカーを出し、進路変更が完了するまで継続する決まりがある。
また、右左折や転回・車線変更の際に合図が不十分な場合は「合図不履行違反」と見なされ、普通車の場合は反則金が6000円と、違反点数が1点加算される。
ウインカーの補助機能は微妙?
不十分な合図といえば、ワンタッチウインカー機能を搭載した車が国産車でも増えてきたが、この機能についても賛否の意見が分かれている。ワンタッチウインカーとは、ウインカーレバーを軽く押すだけで約3秒の間、ウインカーが3~5回点滅(車種で異なる)したあと、自動的に消灯するという機能だ(※既存の車の場合、レバーを軽く押している間だけ点滅)。本来は、車線変更時のウインカーの消し忘れに有効とされている機能だが、ワンタッチウインカーが点滅している約3秒の間に車線変更の開始~完了するには時間が足りないため、扱いづらいと指摘する声があがっている。
一瞬だけウインカーを出す人や、消し忘れが多い人にとってはよい機能かもしれないが、これまで問題なくウインカーを使えていた人にとっては、むしろ不便な自動機能と感じる人もいるようだ。たしかに、3~5回の点滅で右左折も車線変更も十分だと誤解する人が増えてしまうと、交通ルールを守らないひとはさらに増える可能性がある。ウインカー出さない問題がある中で、このあたりの機能はメーカーにしっかり検討してもらいたいとも思うが......。
保険会社のチューリッヒが2022年に実施した「あおり運転実態調査」では、あおり運転をされた経験があるドライバーのうち、自身のどんな行為があおり運転のきっかけとなったか? と質問している。これに対し「無理な車線変更をした」が24.4%で最も多い意見となっている。このことからも、自分本位の運転は例え事故が起こらずとも、周囲の道路利用者を困惑させたり苛立たせる原因となることを認識しなければならない。
正しくウインカーを出すことは、意識さえすれば誰でも守れるルールのはずだが、それができないドライバーが多数いて、かつ安全運転を阻害したり、あおり運転の要因になってしまっている。もはや、ウインカー出しは訓練して身につける「技術」になってしまったのかもしれない。どちらにしても、全てのドライバーには確実に身につけてもらいたいものである。
文=くるくら編集部
https://kurukura.jp/car-life/20230516-30.html
2023年05月19日 20:40 掲載
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■安全性が向上した最近のクルマならではの理由もあった!
ガラガラの駐車場で、隣にわざわざ止めるトナラーなど、最近は理解不能で不思議な現象が多いが、そのひとつが交差点や路地で、一旦外側に膨らんでから曲がるというのがある。その昔はいなかった気がするが、いずれにしても最近よく目に付くし、突然反対側に向くのでヒヤリとすることから、「カンベンしてくれ」という声も多い。しかし、なぜ外側に振ってから曲がるのだろうか。ヒヤリングも含めて、理由を検証してみた。
◆1)寄せるのが怖い
最近のクルマは安全性確保のためもあって、ボディが肥大化しているだけに、運転席の反対側、つまり助手席側の見切りが非常に悪くなっている。そのため、曲がるときに角にぶつかるのではないかと恐れるあまり、一旦離れてから切り込むという形になる。
外に振るというより、角から離れるというのが正しい。実際にやっている人に話を聞いたことがあるが、「なんかギリギリだと怖い」という曖昧な答えが返ってきた。恐らく、これが一番大きな理由だと思われる。
◆2)なんとなくかっこいいから
これは昔のほうが多かったような気がするが、今でもまだいるにはいて、振って曲がるとかっこいいと思うようだ。ラリーじゃあるまいし、普通に曲がればいいのにと思うことしきり。
■最近急増している「あんちゃん乗り」も要因のひとつ
◆3)立ち上がりで膨らむ
よくみていると、このパターンは多い。つまり普通に曲がって、立ち上がりだけ外に膨らんでしまうというもの。なかにはセンターラインを越えて、反対車線に飛び出ていることもある。これの原因は、ステアリングを戻すのが遅いから。ハンドリングがシャープだと怖いという声も多く、ギヤ比を調整していわゆるダルにしているクルマが多いだけに、戻すのが遅れて外に膨らんでしまうわけだ。
◆4)あんちゃん乗り
みていて気がついた原因がこちら。最近急増しているのが、片手だけハンドルの上に乗せて運転する、いわゆるあんちゃん乗り。これだとハンドルをスムースに回せないことから、一度戻して勢いを付けて回すことになりがち。
◇ ◇ ◇
基本的にはこの4つの理由になるようだ。反対側の見切りの悪さは今回の問題だけでなく、路駐するときに路肩からやたら離れているクルマが増えていることにも関係しているように思う。また、あんちゃん乗りはスマホいじりとセットにもなっている運転の仕方だけに危険だ。
ただ、止めて出てくるトナラーと違って、そのまま行ってしまうのでヒアリングがしにくく、現状では正確な原因がつかめていないのも事実。今後はさらにサンブルを集めてみたい。また新しい事実がわかったら報告したいと思う。
2021年1月16日 7時0分 WEB CARTOP
https://news.livedoor.com/article/detail/19542122/
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(出典 image.news.livedoor.com)
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★1:2021/01/17(日) 19:19:19.42
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