ダイハツがリコール発表 7車種、約8万6000台対象 車のハンドル操作が出来なくなる恐れ
- 自動車メーカー「ダイハツ工業」は20日、約8万6000台の車を対象としたリコールを発表しました。最悪の場合、車のハンドル操作が出来なくなる恐れがあるといいます。
リコールの対象は、ダイハツの「ハイゼット」「アトレーワゴン」、スバルの「サンバー」「ディアス」、トヨタの「ピクシスバン」など合わせて7車種、約8万6000台です。
ダイハツによりますと、ハンドル操作をタイヤに伝える「ステアリングギア」と呼ばれる装置の防水カバーが適切に取り付けられておらず、エアコンの排水などが侵入してさびが生じ、最悪の場合、ハンドル操作ができなくなる恐れがあります。
これまでに事故は起きていないものの、ハンドルの動きが悪くなるなどの不具合が27件確認されているといいます。
同様のリコールは、昨年6月にも同じ7車種の約16万台を対象に行われ、今回、当該車種の生産時期の対象を広げました。
ダイハツは、車の使用者にダイレクトメールなどで通知し、装置の取り換えなどを行う方針です。
【日時】2022年10月20日 17:18
【ソース】読売テレビ
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